仕事と子育てで寝不足!30代のママの3割以上は育児が理由で睡眠不足!

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仕事しながら子育てするのは大変です。
厚労省調べでは、3~40代女性の3割が育児を理由として睡眠不足になっているようです。
確かに、仕事と育児を両立するママの一日は多忙です。
仕事に出る前に、朝ごはんの準備・着替え・歯みがき・送迎をして、
仕事が終わったら、帰宅と同時に夕ごはんの準備、お風呂、寝かしつけですから、
子供が寝た後に初めて椅子に座るという方も少なくないでしょう。

しかも、これにプラスして、買い物に皿洗いに洗濯、掃除といった
通常の家事がついてくるので、睡眠時間を削らないとやっていけません。
とは言え、寝不足が続くと、頭痛、めまい、耳鳴りなどのほか、
集中力の低下や免疫力の低下も引き起こしてしまいます。
睡眠不足解消のためには、家事の手抜きを検討するとともに、
質の高い睡眠を心がけましょう。
無理な場合は、空き時間に瞼を閉じて脳を休ませるだけでも効果があります。

●女性の4割は睡眠時間が6時間未満

厚生労働省が発表している令和元年「国民健康・栄養調査」によると、
睡眠時間が6時間未満と答えたのは、男性の37.5%、女性の40.6%に上るそうです。

その理由として、20代では「就寝前にSNS<ゲームなどに熱中すること」という回答が
男女ともに最も多くなっていますが、30~39歳の女性では30.9%の方が
「育児」を理由にあげています。なお、男性は「仕事」と答えた人が42.1%と最も多く、
育児と答えたのは6.7%に留まっています。

●寝不足がもたらすリスクとは

寝不足による心身への影響を調べた論文はいくつも発表されています。
自律神経のバランスの乱れによる頭痛・めまい・耳鳴りと言った身体への影響のほか、
集中力・判断力・記憶力が低下したり、感情的になりやすくなることがあります。
また、寝不足は免疫力にも影響を及ぼすため、風邪を引くと重症化しやすくなります。

●仕事に復帰する前でも約3割のママが寝不足!

小学館が運営しているサイト「HugKum(はぐくむ)」において、
120名のママから得たデータが公開されています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、胃も小さく、生活リズムも整っていないため、
短時間で寝たり起きたりを繰り返してしまいます。
生後3か月ごろまで寝不足を感じていたという人が28.7%いるのも納得です。

また、18%は1歳過ぎても寝不足状態と回答しています。
ただし、寝不足を感じたことがないと回答した人も15%いるようです。
なお、新生児期を育てるママの平均睡眠時間で最も多かったのは
3~4時間で33.6%、3時間未満という回答も19.7%ありました。

新生児を預けて仕事復帰することはあまりないと思いますが、
保育園激戦区の場合は、生後4カ月ほどで復帰する方が多くいらっしゃいます。
赤ちゃんの生活リズムが整ったころに、仕事復帰となるのですから、
睡眠時間が減ることはあっても、増えることはなさそうです。

●仕事と子育てを頑張るママの寝不足解消法

>完璧主義をやめる

育児はともかく、家事は手を抜いてしまいましょう。
パパの家事割合を増やせないなら、掃除は週1回、洗濯はしわになって
困るもの以外は乾燥機でOKという状況を受け入れてもらいましょう。
ただし、部屋が汚いとストレスになるという場合は別です。
そう言う方は「どうせ数年」と割り切って、家事の外注を検討してください。

>質の高い睡眠をとる

もちろん、長く眠る時間が取れれば一番良いのですが、そうもいかないでしょう。
従って、寝不足解消のためには、質の高い睡眠をとるようにするのがおすすめです。
そのためには、以下の4点を心がけましょう。

・朝日を浴びる
・就寝前はブルーライト・カフェインを避ける
・お風呂は寝る1時間前に入る(体が冷えるのに合わせて布団に入る)
・難しい本を読む(興味のある本はダメです!)

>仕事の休憩時間に10分でも仮眠をとる

お昼ご飯を食べた後に、10分でも20分でも良いので仮眠をとりましょう。
すっきりして午後の仕事がはかどります。
周りの目や、化粧が崩れるのを気になる人もいるかもしれませんが、
人は思った以上に他人のことを気にしていないものです。
それでも寝るのが難しい場合は、目を閉じてみましょう。
視覚刺激を減らすだけでも、脳を休めることができます。

●まとめ

子育てと仕事を両立するママの寝不足についてまとめました。
子育ては長丁場です。心身に不調をきたす前に、
寝不足を解消する方法を考えましょう。

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