取れない疲れに悩む40代子育て女性は血流を促して自律神経を整えよう

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晩婚化に伴い、高齢出産をする人の数も増えています。
しかしながら、子育ては楽しいけれど体力が必要です。
特に40代にもなると、疲れがなかなか取れなくなってきます。

その理由の一つに、ピーク時から半減した自律神経調節機能の働きが
あるようです。

自律神経を整えるためには、血流を促すヨガやストレッチなどの
簡単な運動が適しています。
また、呼吸に焦点を当てたマインドフルネスもおすすめです。

●高齢出産の増加

>晩婚化・高齢出産の増加の原因

高齢出産とは、女性が35歳以上で子供を出産することを言います。
女性の社会進出にともない、晩婚化・高齢出産化が進んでいます。

国立成育医療研究センターでの出産件数を見てみると、
高齢出産の初産件数は、2015年で63%にも上り、
2010年の2倍以上となっているそうです。

また、40歳以上の初産も20%に達し、こちらも倍以上の増加です。
これら高齢出産化の原因は一つではありませんが、
産婦人科女医で性科学者の宋 美玄(そん みひょん)先生によると、
キャリアを形成する時期と出産適齢期が重なっているために
起こっているのではないかということです。

>出生数の推移

厚生労働省が発表した「令和3年度 出生に関する統計の概況」を見てみましょう。
第一ベビーブーム世代は、昭和22~24年生まれにあたります。
この頃の赤ちゃんの数は240万人ほどでした。

第一次ベビーブーム世代の子供にあたる第二次ベビーブームは
昭和46~49年生まれで、210万人前後の赤ちゃんが生まれています。

その後、バブル崩壊が起き、平成28年以降は100万人を下回り続け、
令和4年には80万人を下回る出生数となっています。

また、昭和46年以降に生まれた女性の約半数が、30歳時点で子供を産んでおらず、
未婚率も年を追うごとに上昇しています。
(出典:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/syussyo07/index.html

●40代の疲れが取れない理由

>子供の体力についていけない

高齢出産の場合、子供が活発に動き出す未就学児の間に
40代に入っていることがほとんどです。

この頃は、自分で約束をして友達と遊びに行ける年齢ではありませんので、
親が常に子供の遊びに付き合わなければなりません。

子供の安全にも気を配りながら、無限の体力に付き合わされるのですから、
疲れがたまるのは当然です。
また、自由にできる時間も少なく、精神的にも疲弊しがちです。

>自律神経が乱れる年齢

疲れがたまる原因は、自律神経の乱れにあります。
自律神経の機能は加齢とともに低下し、40代になるとピーク時の
半分にまで低下してしまいます。従って、疲れがたまりやすくなっているのです。

●自律神経の乱れには軽い運動

この自律神経の乱れによる疲れは、長く寝たからといって回復しません。
おすすめなのが、ヨガやストレッチです。

汗をかかない程度の運動でコリをほぐして、
全身の血流を刺激すると良いでしょう。

また、今話題のマインドフルネス(瞑想)もおすすめです。
それほど本格的なものでなくても構いませんので、
一日一回、呼吸に焦点を当てて、深い呼吸を繰り返します。
初めは2~3分、慣れてきたら10分ほど行いましょう。
方法は次の通りです。

①両足を少し開けて椅子に座ります(背筋を伸ばし、上に吊られるイメージ)
②3回ほど深呼吸します(無理な深呼吸はやめてください)。
③空気が肺を膨らませる様子をイメージしつつ呼吸を続けます。
雑念を払い、呼吸する時に使う器官だけに注意を向けます。

●まとめ

40代女性の子育て疲れについてまとめました。
高齢出産の人口が増え、40代で未就学児を育てる人も多くなってきました。

取れない疲れの原因は、自律神経の乱れによるものかもしれませんので、
ヨガやストレッチ等の血流を刺激する運動や、
マインドフルネスなどを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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