花粉症対策の柑橘類「じゃばら」!邪気と共に花粉症を追い払おう!

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「花粉症対策に効果あり!」として、近年脚光を浴びている柑橘類があります。
その名も「じゃばら」という珍しい名前の果物です。
独特の風味と強い酸味によって鬼も逃げるというところから、
「邪気を払う」=「邪払(じゃばら)」と名づけられたと言われています。

もともとの産地である和歌山県北山村が2019年に実施した
「花粉症に対してじゃばらを使用することで効用があるのか調べるモニター調査」の結果、
なんと68.3%もの人が、花粉症に対して効果があったと回答しています。

●じゃばらとは?

奈良県と三重県の県境、和歌山県北山村で昔から栽培されてきた柑橘類です。
果汁が豊富で種のないじゃばらは、昔から地元では縁起物として
正月料理に使われてきました。

実際に商品化され、広く市場に出回り始めたのは2000年代に入ってからのことです。
今では花粉症対策に有効との情報が広く知れ渡ったため、
北山村以外でも栽培されるようになりました。

●じゃばらが花粉症対策に有効と言われるのはなぜ?

じゃばらに含まれる「ナルリチン」という成分が、花粉症の症状を緩和すると
言われているからです。

ナルリチンはフラボノイドの一種で、抗酸化作用を高める効果が期待できます。

なお、抗酸化作用とは、老化の原因である活性酸素を除去してくれる作用です。
活性酸素はシミやしわ、視力低下や抜け毛といった老化現象の他、ガンといった
あらゆる身体の衰えの原因になると言われています。

このナルリチンは、ユズ、カボス、グレープフルーツ、ミカンといった
柑橘類全般に含まれていますが、じゃばらには他の柑橘に比べて多くのナルリチンが
含まれているため、花粉症対策に効果があると言われているのです。

具体的なナルリチン含有量は、すだち:16mg/個、グレープフルーツ:194mg/個、
いよかん:224mg/個、じゃばら:991mg/個です。

じゃばらには1個あたりすだちの16倍ものナルリチンが含まれているのことが分かります
(大きさは手のひらに包めるサイズで、すだちとそれほど大きく変わりません)。

なお、ナルリチンが最も多く含まれているのは果皮で、
その割合は果汁に比べて13倍とも言われています。

●じゃばらの花粉症への効果を調べたアンケート

じゃばらの産地である北山村は、2019年に花粉症モニター調査を実施しました。

>アンケート詳細
実施時期:2019年に3回に分けて実施
対象者:合計3000人(各1000人×3回)
実施内容:1日3~4グラムのじゃばら果皮粉末を1週間~10日ほど摂取

>実施結果
・有効回答者数2272人のうち68.3%に相当する1551人が
「花粉症の症状に何らかの効果を実感した」と回答。
・特に鼻水・鼻づまりで最も高い改善度を実感。
・くしゃみや目のかゆみについても、半分以上の人が改善した。

●じゃばらの効果は他にもある!?

花粉症対策で有名になったじゃばらは、TVや雑誌などの各メディアで
数多く取り上げられています。大阪薬科大学によると、
花粉症は即時型タイプのⅠ型アレルギーに分類されているため、
同じⅠ型アレルギーであるアトピー性皮膚炎や気管支喘息の症状の緩和にも
じゃばらの効果が期待できると言われています。

●じゃばらはどんな形で売られているの?

ジュースやジャムのような加工品の他、果皮粉末を用いた粉末ジュースや
サプリメントも販売されています。

●まとめ

花粉症対策に有効な柑橘類として「じゃばら」を紹介しました。
じゃばらは他の柑橘類に比べ、抗酸化作用を高める効果が期待できるナルリチンが
多く含まれていることから、花粉症の症状を緩和すると言われています。
薬やマスク、目薬の使用頻度を下げられる可能性がありますので、
今現在花粉症でお困りの方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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