花粉症対策に粘膜を焼く治療法をご紹介!レーザー費用はいくらかかる?

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花粉症の症状は、主に二つのタイプがあると言われています。
ひとつはくしゃみや鼻水を主体とするタイプ、もうひとつは鼻づまりを
主体とするタイプです。

花粉症対策のうち、特に鼻づまりに有効と言われているのが、鼻粘膜を焼く
レーザーによる治療法です。

この方法により、鼻づまり症状を和らげる効果が期待できますが、根治する
わけではありません。

また、レーザー費用は保険が効くため、7,000~9000円で施術可能です。
ただし、前後の検査や通院を含めると、1度の治療で15,000円程度は見て
おいたほうが良いでしょう。

●レーザー治療はどんな人が対象なの?

内服薬や点鼻薬で治療しても症状がおさまらない重度花粉症の方、一年中薬を
使っている方、忙しくて通院が難しい方、薬を使うと眠くなる方、妊娠希望の
方などに有効です。

なお、レーザーを照射している間は、基本的に動くことができません。
5~15分程度じっとしていられない方は施術できないため、小学校中学年以上
(8~10歳)などと年齢制限を設けている医院が多いようです。

●レーザー治療はどのぐらいの人に効果があるの?
効果の持続期間は?

この治療は70~90%の方に効き目があると言われていますが、中には全く鼻づまり
が改善されない方もいます。ここで注意いただきたいのが、アレルギーの症状が
完全になくなるわけではないということです。

また、一度の治療によって得られる効果の持続期間は長い方で5年程度、平均1~2年
とされています。
永久的な効果が得られるわけではありませんが、症状がぶり返してきた場合は、再度
レーザー治療を行うことができます(1シーズンに2~3回治療する場合もあります)。

鼻粘膜を焼くことによって、味や匂いが感じられなくなるような副作用が起きること
はありません。

●レーザー治療を行う時の注意点

くしゃみと鼻水が出ている間は、レーザー治療ができないとされている医院が多いため、
基本的に花粉症シーズンが始まる前に施術を行うようにしましょう。

スギ花粉の場合、2~4月が花粉症の時期とされているため、
花粉症対策としてレーザー治療をお考えの方は、年内(できれば11月)に
治療しておくことが望ましいとされています。

また、治療直後は一時的に粘膜が腫れてしまったり、かさぶたができたりするため、
鼻づまりがひどくなることがあります。これらの症状は2週間程度で収まりますが、
鼻粘膜が落ち着き、レーザー治療の効果がはっきりするまでには、
1~2か月程度の時間が必要です。

●レーザー治療の流れ(日帰り手術)

①手術前日・当日共に、特別な食事制限などはありません。
②レーザー照射前に麻酔薬(主にキシロカイン)をしみこませたガーゼを
鼻の中に挿入するか、麻酔薬のスプレーをして、鼻粘膜の表面麻酔を行います。
麻酔薬の効果が出るまで15~30分程度の時間が必要です。
③ガーゼを抜き取り、鼻の中にレーザーを照射します。
両側で15~30分程度が一般的です。術中痛みはほとんどありませんが、
チクチクするような軽い痛みを感じる方もいます。
④術後、しばらく休憩して出血がないことを確認して終了となります。

●レーザー治療の費用は?

レーザー費用は保険が効くため、手術だけであれば7,000~9,000円です(3割負担)。
ただし、この費用の他にも、血液検査に3,000円程度、
アレルギー原因検査に5,000円程度(希望する場合)、
その他投薬や通院で追加費用が掛かる場合があります。
一度の施術全体で15,000円程度は見ておいたほうが良いでしょう。

●まとめ

花粉症対策として、粘膜を焼くレーザー治療を紹介しました。
手術というと二の足を踏んでしまいがちですが、
永久的な処置ではありません(ようは鼻粘膜のひどい日焼け)。
あまりにも鼻づまりの症状がひどく、日常生活に支障をきたしている場合は、
保険適用になりますので、一度施術を検討してみてはいかがでしょうか。

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