子育ての悩み。保育園の友達トラブルは4~5歳ごろから始まる!

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子育てをしていると、子供の成長に驚かされる場面がいくつも出てきます。
特に、年少(4歳)から年中(5歳)にかけての成長は著しく、
赤ちゃんぽさが消え、ほとんどの子供が集団行動をこなせるようになります。

その成長に喜びを感じるのはもちろんなのですが、
その反面、自己主張の強さに疲れたり、
友達関係のトラブルに悩みが出てくるのがこの時期です。

特に女の子の場合、年少ごろからグループを作って遊び始めるため、
仲間外れなどの複雑な友達トラブルが起こりがちです。
とは言え、すべてのトラブルを大人が未然に防いでしまうと、
子供は自己主張する機会を失います。

この時期は、失敗しながら社会性を育む時期ととらえて、
過保護になりすぎない程度に、子供のことを見守る姿勢も大事です。

●年少から年中にかけての子供の成長

幼稚園・保育園といった集団生活の中にいると、
いつの間にこんなにしっかりしてきたのかと驚かされることがあります。

イヤイヤ期が終わる4~5歳頃は、自己と他者の境界を認識しだすことで、
自己主張が激しくなる時期にあたります。
意識的に親の言うことを聞かなかったり、言葉でも反抗することが増えるため、
イヤイヤ期よりも扱いにくいと悩む人もいるようです。

また、3歳頃までは一人遊び中心だった子供が、4歳頃になると友達同士で
遊ぶ機会も増えるため、友達関係のトラブルも増えてくるようです。

●年少から「いじめ」らしきものが始まることも

年少の頃には特定のグループを作って遊ぶ姿も見られるでしょう。
そこで小さなトラブルを繰り返しつつ、社会性を身に着けていくわけですが、
中には重大な問題につながることもあります。

特に、男の子に比べて発達が早いと言われる女の子は、
友達関係のトラブルが起こりやすいと言われています。

未就学児のころは、いじめという概念がないと言われていますが、
特定の子ばかりを無視したり、条件を付けて遊んだりする子も出てきます。

こうした場合、言葉よりも手が出てしまう男の子のように、
分かりやすくないため、発見が遅れがちです。

子供が園に行きたくないと泣いたり、見るからに元気がなくなったりしたら、
担任の先生と情報交換して、何が子供のストレスになっているのかを
理解するように努めましょう。

なお、「そういうことをしてはいけない」と大人の常識で抑え込むだけでは、
問題が解決しないことがあります。
なぜそうしてしまったのか、どうしてほしかったのかを
聞き、どうすれば良かったのかまで話し合うようにしましょう。

●親は自分の価値観を押し付けない

園でいつも一人遊びをしていると聞くと、親としては悩みますよね。
とはいえ「友達は多ければ多い方がよい」と考えているなら、それは間違いです。
子供が友達を作りたい、友達と一緒に遊びたいと考えていないようなら、
親は自分の価値観を押し付けすぎないようにしましょう。

「この子と遊んであげて」と親が先回りするのもおすすめしません。
自己主張して失敗する経験を積んでいないと、小学校に上がってから
トラブルに発展する可能性があります。

そうはいっても友達がいないことが気になる、という方は、
園とは別の場所で習い事をさせるのがおすすめです。
サッカーや野球といった集団スポーツがおすすめですが、
子供の性格上難しい場合は、習字やピアノ、スイミングなど、
一人でできる習い事でも構いません。

園以外で様々な年齢の人と接する機会を与えると、子供は社会性を育めますし、
親も気がまぎれるはずです。

●まとめ

幼稚園や保育園における子育ての悩みについてまとめました。
4歳ぐらいになると、友達関係のトラブルが複雑化してきます。
それまでの、おもちゃを取った・取らないと言った単純な理由ではないため、
発見が遅れがちなので、特に女の子の場合は子供の様子に気を配るようにしましょう。

ただ、すべてのトラブルを未然に防ぐことはできませんし、
いつでも大人が間を取り持ってしまうと、社会性の成長が見込めません。
担任の先生と連絡を取りながら、適切な方法を探っていきましょう。

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