パパだって悩みます!真面目な人ほど子育て中のパタニティ―ブルーに注意!

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日本の育休制度は、先進国の中でも手厚いと言われていますが、
制度としてあっても使えない(又は使いにくい)会社も多く、
実際のところ、あまり活用が進んでいません。

とはいえ、働く女性の増加に伴い、パパも家事・育児に
無関心ではいられなくなりました。
家族を養わなければならないというプレッシャーに加え、
ママ並みに家事・育児をこなす必要も出てきたため、
パタニティ―ブルーとはいかないまでも、
悩みを抱えるパパの数は多くなってきています。

男性は他人に悩みを相談するのが苦手という方が多いのですが、
SNSを活用してパパ友を増やしたり、フィンランド発の「パパカード」を見て、
こういう考え方もあるのか、と知るのをおすすめします。

●パタニティブルーを知っていますか?

ママが産後のホルモンバランスや、育児ストレスから発症する
マタニティブルーは有名ですが、パパにも精神的な落ち込みが
現れることがあります。それがパタニティブルーです。

日本の社会では、男性側は家族を養うために
一生をかけて働かなければならないと刷り込まれます。
子供が生まれると、プレッシャーがさらに増大し、
未来に対する不安から、うつ状態を発症してまうのです。

自己評価が低かったり、根が真面目だったりする方は、特に注意が必要です。
弱っているところを見せるのはプライドが許さないかもしれませんが、
まずはママなど、身近な相手に相談してみましょう。

●家事・育児に参加しているパパの悩み

>ダメだしされてやる気がなくなる

子育てや家事に積極的に参加しているパパに良くあるのが、
ママに文句を言われてしまって、やる気を失いそうという悩みです。
この原因のほとんどは、パパとママの家事・育児に対する要求レベルの
違いから発生しています。

パパにとっては、食器洗いは泡をつけて流せば終わりかもしれませんが、
ママは食器を洗う時に、指先で米粒がついてないかを確認しつつ、
皿の裏まで泡残りがないように確認するところまで必要かもしれないのです。
家事・育児を分担する時には、気を付けてほしいポイントを聞いておきましょう。

>子供が懐かない

幼児の頃の子供は、接する時間が長い方に懐きます。
日本の場合、ほとんどの家庭でパパよりもママと接する時間が長いため、
ママの方になついてしまいがちです。

ただ、子供が直接「パパ嫌い!」という場合は、
それほど心配する必要はありません。
ですが、目をあせてくれない、近づくと固まる、
ママにだけパパが嫌いと言っているなどの場合は注意が必要です。

これらは、子供から信頼されていないというサインかもしれません。
危ないこと以外は注意しないように心に決めて、
子供と接する時間を作りましょう。

>パパ友がいない

日本の子育てはまだまだママ社会です。
メインで子育てするパパは圧倒的に少ないですし、
パパが育児に積極的な人でも、ママと一緒に子供と行動する場合が多いので、
パパ同士で仲良くなる機会は少なくなります。

子供と二人で公園に出かける機会を増やすと、同じような境遇の人に
出会えるかもしれません。
また、男性は相談することに抵抗感がある人も多いので、
オンラインコミュニティを利用しても良いでしょう。

●フィンランド発「パパカード」の活用

積極的に家事・育児に関わるパパが増えたことで、
育児ストレスや悩みを抱えるパパの数も増えています。
とは言え、パパがどのように育児に関わっていくべきなのか、
その基本的なところを教えてくれる場はあまりありません。

そこでおすすめしたいのが、フィンランド発のパパカードです。
家族支援や虐待予防といった言葉に抵抗を覚えるかもしれませんが、
パパの心のあり方を学ぶうえで基本的な事柄を教えてもらえます。
なお、パパカードは以下の4つからなります。

・お父さんになるんですね。おめでとう!
・お父さん、一緒にお話ししましょう
・お父さんも自分を大事にしよう
・子どもの安全と安心のために
(出典:https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/000779363.pdf)

●まとめ

子育てにおけるパパの悩みについてまとめました。
子育ては長丁場です。
子供と一緒に成長するつもりで、力を抜いて頑張りましょう。

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