園での子育ての悩み!いじわるをした/されたらどう対処する?

スポンサーリンク


初期の子育ての悩みは、夜寝ない、常に泣くなど、
子供自身についての悩みが多かったのに比べ、
保育園・幼稚園に通い出すと、集団生活の中での悩みが出てくるようになります。

その中でも、対処法に気を付けたいのが
いじわるされた・いじわるした、というトラブルです。

いじわるをされた場合は、子供の話をよく聞いて、
まずは共感してあげてください。
その上で、先生に相談して早めの対処をお願いします。

いじわるをしてしまった場合は、先生の意見もきちんと聞いた上で、
子供の意見を聞き、程度によっては転園も視野に入れて、
相手の親子への謝罪を考えましょう。

●2~3歳の頃までは意地悪をしている感覚がない

2~3歳ぐらいまでであれば、他者への関心がまだ薄いため、
特定の誰かに対していじわるするという間隔はあまりありません。

おもちゃの取り合いになって腕を噛んだ、
滑り台で順番を待てずに身体を押した、など

自分がやりたいことを邪魔されて出た、突発的な行動がほとんどなので
あまり心配することはないでしょう。

●幼稚園・保育園で子供がいじわるされていたら?

>まずは子供の変化を見逃さない

子供の発育は差がありますので、自分の気持ちをうまく伝えられない子供の場合、
お友達からいじわるされたとしても、親が気づかない場合もあります。

そのような場合、子供が登園時に「行きたくない!」と言って泣いたり、
「お母さんと離れたくない!」とぐずるという形で現れるかもしれません。

泣き方や落ち込み方がいつもと違うなと感じた場合は、
辛抱強く子供の話を聞いてあげるようにしましょう。

>子供の気持ちに共感する

子供の話を聞く時に避けていただきたいのが、
「どうして行きたくないって言うの?」という尋ね方です。

質問された方は、責められていると感じてしまうかもしれませんし、
気持ちを言葉にできない子供は、黙ってしまうということになりかねません。
まずは「そうか…今日は行きたくないんだね」と共感してあげましょう。

その上で「園に行くと、〇先生にも会えるし、〇ちゃんとも遊べるけど、
行きたくないのかな?」と子供の気持ちを確かめてあげましょう。

仕事をしている方は「行きたくないって言っても無理」と思うかもしれませんが、
一旦子供の気持ちを受け止めるステップはとても大事です。

その上で、なるべく子供に分かりやすい言葉で、
「ごめんね、でも…」と、仕事を休めない理由を伝えましょう。

送り届ける際は、子供の様子がいつもと異なることを先生にしっかり伝えて、
なるべく早くお迎えに行くようにしましょう。
(ワーママの方は、早く帰れない場合に備えて、ファミリーサポートなど、
地域に根差した育児サポートの登録をしておくことをおすすめします。)

>早めに先生に相談する

子供の様子がいつもと違うと感じた場合、
なるべく早めに園の先生に相談しましょう。

先生が全く気が付いていない場合もありますし、
先生は状況を理解した上で『子供同士のことなので』と
見守っている場合があります。

前者であれば、早めに手を打っていただけますし、
後者であっても、対応を変えてもらえるきっかけになるはずです。

先生の見ていないところでいじわるされてしまう場合は、
「やめて」と言えるように、子供と練習しても良いでしょう。

日本人は自己主張ができない民族だと言われますが、
これからの社会ではそうもいっていられません。
「No!」と言える勇気は、なるべく早くから身に着けておくことを
おすすめします。

●幼稚園・保育園で子供がいじわるしていたら?

>すぐに対処が必要な場合

園の先生から「いじわるをしているからやめさせてください」と
伝えられたのであれば緊急事態です。

先生から状況を伺った上で、なぜそうしてしまったのかを子供に尋ね、
しっかりと叱りましょう。

相手の親子に対する謝罪と、子供の今後の見守りも必要です。
余りにもひどい場合は、転園等も考えなければなりません。
なお、子供の行動が改善した場合は、褒めてあげるのも忘れずに。

>事後報告を受けた場合

似たニュアンスで、「いじわるをしていたようなので叱りました。
本人も反省しているようです」と伝えられた場合は、
子供がどのぐらい反省しているか見極めましょう。

子供にもプライドがあるので、皆の前で怒られるとかなり堪えるものです。
「自分は悪くない!」と反発する場合は、重ねて叱る前に、
「ママがお友達にそうされていたらどう思う?」と聞いてみましょう。

小さい頃は「自分がされたらどう思うか」よりも、
「自分が大事な人がそうされたらどう思うか」という方が、
想像しやすいようです。

●まとめ

子育ての悩みの中で、いじわるをされた・された場合についてまとめました。
子供の性格にもよりますが、集団生活になると、避けては通れない問題です。

子供のしたことだからと放置せず、先生に相談しながら
しっかりと対応しましょう。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です