子育てにつきもののお金の不安!0~15歳の間にかかるお金は1900万円!?

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子育てしている人に、将来への不安が全くない幸運な人は
どのぐらいいるのでしょうか。
具体的に子供一人を育てるのにどのぐらいかかるのか、
それが分からない限りは、いつまでもお金に関する不安はぬぐえません。

内閣府が平成21年に調査したデータを見てみると、
0~15歳までの子育て費用の総額は1900万円に上ります。

ただし、これはあくまで支出に限った話で、各種手当や補助といった
収入(もしくは減税や控除)の部分は含んでいないことに注意してください。

なお、年齢が上がるにつ入れて支出が増えるのは食費と教育費関連です。
特に、学校外の教育費については、中学3年生で年間約36万円となっています。

●0~15歳までの子育て費用の総額は1900万円

少し前のデータになりますが、内閣府が発表した
「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査」を見てみましょう
0~15歳の子供を育てる保護者11,145世帯を対象に、支出区分を13に分けて、
子育てにかかるお金に関する調査を行っています。

これによると、0~15歳までにかかる1年ごとの支出額を合計すると、
約1900万円になります。なお、このデータは児童手当等や
医療費補助はもちろん、保育無償化や高校無償化のデータも
含んでいないことに注意してください。
(出典:https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/index.html)

●年齢ごとの子育てにかかる費用

>未就学児(未就園児と保育園・幼稚園児)

未就学児一人当たりの子育て費用は 1,043,535 円(104万円)となっています。
また、未就学児のうち未就園児(n=2231)は一人当たり843,225 円(84万円)、
保育所・幼稚園児(n=2583)ではそれよりも約 37 万円多くなります。
未就園児は「子どものための預貯金・保険」「生活用品費」の割合が高く、
保育所・幼稚園児は「保育費」が高くなっています。

>>小学生~中学生

小学生(n=4587)は一人当たり 1,153,541 円(115万円)です。
保育所・幼稚園児よりも少しだけ安くなります。
これが、中学生(n=1744)になると小学生の頃より約 40 万円多くなり、
一人当たり 1,555,567 円(155万円)となります。
小・中学生は「食費」、中学生になると「教育費」関連の比重が高くなってきます。

●中学生では教育費が増大

中学生では、小学校に比べて「学校教育費」と
「学校外教育費(=習い事)」が高額になっています。
「学校教育費」は中学1年生が最も高く年間約33万円、
中学2年生と中学3年生は、それぞれ約25万円と横ばいです。

逆に「学校外教育費(=習い事)」は中学1年生が最も低く年間約18万円、
中学2年生で約22万円、中学3年生になると、約36万円まで増大します。
これは、高校受験に向けた対策と関係していそうです。

●食費は上がり続けるが生活消耗品の支出は減る

年齢・学年が上がるにつれて、家庭内の食事代・外食費、おやつ等
すべての項目について増加していきます。
0歳時点の食費は年間約11万円ですが、中学生では約35万円となっています。

ただし、おむつやお手拭き、石けん等の「生活消耗品」は0~2歳児が最も高く、
年間7~9万円ですが、それ以外の年齢では年間2~3万に抑えられています。

●まとめ

総額1900万円と聞くと、とてつもない金額だと思ってしまいますよね。
とは言え、子育てには税控除や各種手当もつきます。
支出を絞るのも大事ですが、収入とのバランスがとれていれば
問題はありません。これらのデータは、あくまで目安として使い、
必要以上に「子育てはお金がかかる」と、不安に思わないようにしましょう。

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