子育ての悩みのひとつが夜泣き!「理由なく泣く」原因は不明!

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子育ての悩みの中でも大きな割合を占めるのが夜泣きです。
夜泣きは、「お腹が空いた」「眠い」と言った理由のある泣き方とは
別の泣き方で、詳しい原因は分かっていません。

赤ちゃんの個人差が大きいこともあり、悩みに思っても
「それぐらいで」と、誰にも相談できない人が多いかもしれません。

ただし、夜泣きでママ(パパ)の睡眠がとれていないと、
日中の育児に必要な体力が削られるため、注意が必要です。
寝不足が続いて辛い場合は、迷わず誰かに相談してください。

なお、赤ちゃんの生活はコントロールできないと思われがちですが、
そんなことはありません。朝はできるだけ同じ時間に起こしましょう。

そして、少し遊ばせてから食事を与えて睡眠をとらせていると、
一定のリズムで生活できるようになります。
これが、夜泣きの軽減にもつながってくるはずです。

●夜泣きって何?

産まれたばかりの赤ちゃんは生理的欲求に応じて良く泣きます。
それしか感情を表す手段を持っていないからです。

小さなころは、感覚器が大人程発達していませんが、
暑い、寒い、痛い、苦しいと言った感情は赤ちゃんでも感じるようで、
それを「泣く」という手段で訴えてきます。

それに加えて、抱っこしてほしい、お腹が空いた、遊んで、などと言った
欲求もまた、泣くことで示されるのです。

ただし、これらに当てはまらない、説明のつかない泣き方もあります。
それが夜泣きです。

主に、生後3か月ごろから1歳半前後の赤ちゃんの6~7割に見られます。
もちろん、これ以外の月例に見られることもあります。
赤ちゃん自身も何故泣いているのか分からないため、
突発的に泣き始めますし、泣き止むのも時間がかかるのです。

●夜泣きを少しでも抑えるためには?

赤ちゃんの夜泣きは、いまだに良くわかっていない部分が多くあります。
「ママの育て方が悪いからだ!」と言われることがあるかもしれませんが、
この説は否定されています。強いて言うなら、個性です。

ただし、昼間の過ごし方が夜泣きに影響する部分はあるようです。
慣れない場所に行ったことがストレスになったり、音や光の激しいおもちゃで
長く遊んだりして脳が興奮状態にあると、夜泣きにつながる可能性があります。

かといって、毎日刺激のない日々を過ごさせていると、赤ちゃんの成長や
健康を妨げてしまうことにもなりかねません。
刺激から遠ざけようと過度に悩みすぎるのも禁物です。

●夜泣きの対処法は?

>抱っこで安心感を与える

夜泣きは赤ちゃんも混乱している状態です。
まずは、安心させてあげることが必要ですから、
パパやママが抱っこしてあげるのがおすすめです。

反り返って抱っこできない場合は、背中に手を当ててあげるだけでも
良いでしょう。ただし、呼吸がままならないほどひどく泣いている場合は、
明かりをつけて、一度しっかりと目を覚ましてあげた方が良いかもしれません。

>リズムを付けた生活を送らせる

赤ちゃんは時間の観念がなくいと思われがちですが、
そんなことはありません。日差しが目に入ると目覚めやすくなりますし、
お腹がいっぱいになって真っ暗な中にいると、自然と眠くなります。

可能であれば、ミルクの時間やお風呂の時間を決めて、
できるだけその通りに行動することをおすすめします。
起きる→遊ぶ→ミルクやご飯を食べる→寝る
というサイクルが身についてくると、夜泣きが頻繁な赤ちゃんでも、
一定のサイクルで寝られるようになります。

なお、寝る時は周りのおもちゃが見えなくなるぐらい、
部屋を真っ暗にしておくことがおすすめです。
大人でも、疲れてお腹がいっぱいで、真っ暗な部屋の
気持ちのいいベッドに寝転がると、あっという間に眠たくなるはずです。

●寝不足が続いたら誰かに相談を

「夜泣きがひどい場合は専門機関で相談を」と言われてしまうと、
結局どの程度で相談すればよいのか分からなくて、
そのままにしてしまう人がいるかもしれません。

その場合は「寝不足で、日中ふらふらする」と自分が感じたら、
迷わず誰かを頼るようにしましょう。

「まずは病院」というのはハードルが高いですし、
夜間のお世話を代わってもらうわけにはいきませんので、
一番初めの相談先は、同居家族が良いでしょう。

手っ取り早いのは、同じ親であるパパです。
数時間だけでも子供を見てもらって睡眠時間を確保しましょう。
それが難しい場合は、実両親や義両親に頼むのも良いですし、
ファミリーサポートを使うのもおすすめです。

また、保険所に相談するのも良いでしょう。
連日の夜泣きは、自分が思っている以上に、体力を奪うものです。
他者からの適切なアドバイスを受けて、母子ともに健康に過ごしましょう。

●まとめ

子育ての悩みのひとつ、夜泣きについてまとめました。
叫んだり、悲鳴を上げて起き上がったりする場合は、
単なる夜泣きではなく「夜驚症(やきょうしょう)」と呼ばれる
病気の可能性もありますので、専門機関を受診するようにしましょう。

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