専業主婦が子育ての悩みを抱える率は兼業主婦の1.6倍!適度な気分転換を

スポンサーリンク


皆さんが思う専業主婦のイメージとはどのようなものでしょうか。
友達と一緒にランチを楽しんだり、毎日手の込んだ料理を作ったりして
優雅に暮らしているイメージはありませんか。

もちろん、そう言う方もいらっしゃるでしょうが、
特に子育て中の専業主婦の場合、そんな暇はないと思ってよいでしょう。
むしろ、毎日同じことの繰り返しで、誰にも褒められない仕事、それが専業主婦です。

財団法人こども未来財団が、子育て中のママに対して行ったアンケートによると、
専業主婦の場合、約半数が育児に大きな負担を感じているのに対して、
一方、兼業主婦の場合、その割合は3割に留まります。

この差は、オン・オフの切り替えがうまくできないことに関係しているようです。
専業主婦は成果物が見えにくく、人から評価してもらうことが極端に少なくなります。
子供が無事に育っているだけで、十分な仕事をこなしているのだと理解して、
たまには父母やパパの力を借りて、ゆっくり過ごすようにしてください。

●専業主婦ならではの子育ての悩み

>24時間フル稼働なのに誰にも理解されない

専業主婦の方の場合、仕事と違って「何時から何時まで」という時間制限がありません。
空いた時間にコーヒーを飲もうと思っても、傍らに子供がいるとゆっくりできません。
かといって、ひとりで出かけるわけにもいかないでしょう。

誰かに愚痴を聞いてもらいたいと思っても、同じ状況のママと知り合う機会は少ないですし、
相談相手を間違うと「働かなくてやっていけるんですね」と嫌味を言われたりします。
また、一番の相談相手となるはずのパパから「仕事してないんだから」と
言われたりすることもあります。決して楽な環境ではないのです。

>ワンオペになる可能性が高い

特に、子供が生まれる前から専業主婦だった場合、
家事も育児もパパに手伝ってもらえない場合があります。
それどころか、子供が生まれる前の家事レベルを当たり前のように
要求されるかもしれません。

>成果物が見えにくい

子育ては、仕事と違ってこれといった成果はありませんし、資格も不要です。
また、報酬はもちろん、外部からの評価の言葉もほとんどかけてもらえません。
おむつがうまく変えられるようになったとしても、
それをスキルアップととらえる方は、ほとんどいないでしょう。
そうなると「私は何をやっているんだろう」と悩んでしまうことがあります。

>家計のことが心配になりやすい

専業主婦世帯は、収入元がひとつなので、家計管理がしやすくなります。
ただし、赤字家計の場合は管理のしやすさが不安につながることもあるようです。
とは言え、子育てがあるのでママはすぐには働けません。
仕事を頑張っているパパに、これ以上心配事を増やしたくないと
ため込んでしまう人もいるようです。

●専業主婦の悩みはこうやって解決!

>たまにはひとりで気晴らしする

専業主婦だからと言っても、すべてを我慢する必要はありません。
パパはもちろん、父母やファミリーサポート、ベビーシッターサービスなどを使って
たまにはしっかり息抜きしましょう。

>パパにも家事・育児を担当してもらう

家事・育児は、夫婦二人でやるものです。
子供が生まれる前に、分担について話し合っておくのが理想ですが、
できていない場合は、ママが主になってどんな家事・育児があるか書き出しておきましょう。
さらに、一日のスケジュールを紙に書いてパパに見せることで、
家事・育児分担をお願いしやすくなります。

>家計の状況は共有する

収入が支出を上回っている場合、ひとりで悩んでいても状況は好転しません。
なるべく早めに夫婦で情報を共有して、どのようにしたら良いのか話し合いましょう。
支出を抑えても状況が好転しない場合は、働きに出ることも一案です。
その際は、きちんと事前に家事・育児の分担を決めておきましょう。

●まとめ:専業主婦は立派な仕事

専業主婦の方にありがちな子育ての悩みについてまとめました。
順調に子供が大きくなっているというだけで、
専業主婦の方は十分な仕事をこなしています。胸を張ってください。
とは言え、悩みを周囲に打ち明けにくいのも分かります。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です