子育てで実母にイライラするのはなぜ?知識の世代間格差が原因の一つ!

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子育てにおいて良き相談相手となるのが実の母です。自分を育ててくれた経験があり、
義母よりも気兼ねなく接することができる実母の存在は、子育てにおいて欠かせません。

けれど、お互いに遠慮がない関係であればあるほど、実母からのアドバイスに
イライラしてしまうのもまた事実です。この原因は何でしょうか。

一つはホルモンバランスの乱れで、もう一つは子育てに関する考え方の世代間格差です。
そして最後に、親に対する甘えの気持ちがあると言えそうです。

●なぜ味方のはずの実母にイライラしてしまうのか?

>ホルモンバランスの乱れ

出産後はホルモンバランスの乱れにより、情緒が不安定になりやすいことが分かっています。
この時期に、遠慮のない言葉を浴びると、たとえ言った本人に悪気がなくとも、
深く傷ついてしまうことがあるのです。

また、子育ては何もかもが初めての経験です。
思うようにうまくできず、余裕がなくなっている場合もあるでしょう。

自分に余裕がなくなっている時は、身近な夫や実母に対してイライラしてしまうのです。
冷静になった時に、ごめんなさいやありがとうの気持ちを伝えるようにしましょう。

>子育て方法の変化による意見の衝突

昔は「抱き癖がつく」と言って、あまり抱っこをするのは良くないと言われていました。
また、今はどちらかと言うとミルクよりも母乳が良いと言われる傾向にありますが、
逆に母乳よりもミルクのほうが栄養が多くて良い、とされていた時期もあります。
要するに、子育て論は時代によって変わっていくのです。

このことから、昔の子育て論を振りかざす実母の場合、
イライラしてしまうのは当然のことです。

ただし、相手は良かれと思って言っているのであって、
あなたを傷つけようとしているわけではありません。

今はこれが主流の方法なんだよと、本やネットの情報を見せて説明しましょう。
特にご年配の方は、権威に弱い傾向がありますので、専門家の意見(医師がベスト)を
引用するのが効果的です。

実母が味方になってくれれば、
子育ての大きな戦力になるのは間違いありません。
イライラするから実母と距離を置くのではなく、
実母に正しい子育て知識を学んでもらいましょう。

なお、この考え方は、自分がおばあちゃんになった時にも当てはまります。
肝に銘じておきましょう。

>甘えている

同性の実母だからこそ、夫よりも何も言わずに自分のことを
分かってくれるだろうという気持ちは否定できません。けれど実母だって他人です。
あなたが期待しすぎたために、裏切られた気持ちになったのだとしたら、
それは甘えと言えるでしょう。

イライラをぶつける前に、きちんと実母に
何をしてほしいか、何をしてほしくないのかを伝えておくと、衝突が減り
イライラすることが少なくなります。

●毒親に対しては距離を置く

「あなたのため」と言いつつ、あなたの言動をすべて否定し、
コントロールしてくるタイプの実母がいます。
そのような親を変えるのは至難の業ですし、
出産と育児で疲弊した身体にそんなエネルギーは残っていません。

こういうタイプの実母の場合は、素直に距離を置いてしまいましょう。
実母に会わないことで心の平穏が訪れるならば、
無理に実母を味方に引き入れなくても構いません。

●まとめ

核家族化が進む現在、隣近所にだれが住んでいるかを知らない人々が大半でしょう。
けれど、育児を一人でこなすのはほぼ不可能です。
負担は多くに分けた方が、余裕をもって赤ちゃんと接することができます。

この時実母をうまく味方につけることができるかどうかは、
今後の生活にも大きな影響を及ぼしてきます。
身近な存在だからこそ、イライラしてしまう実母ですが、
手を貸してくれるのが当然と思わず、感謝の気持ちをもって接するようにしましょう。

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