そら豆で疲労回復!おいしい茹で方のコツとは?

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ビールのおつまみやおやつとしても人気のそら豆。
そら豆を見ると夏の訪れを感じます。
ふっくらとした大きな豆にはおいしさと栄養がいっぱい!
今回はそら豆の栄養やおいしく食べるための茹で方などを
ご紹介します。

そもそもそら豆ってどんな豆?

そら豆とは地中海、西南アジアが原産地と推測されている大粒の
マメ科の一種です。

なんと日本に渡ってきたのは8世紀ごろといわれており、
かなり昔から食べられてきた食物なんです。

このそら豆という名前は和名であり、豆のさやが空に向かってつく
ため「空豆」として名付けられたとされています。


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そら豆が生えているのを見たことがありますか?
茎から上に向かって生えている様子は野菜の中でも少し珍しく感じ
るかもしれません。

そら豆には早生そら豆と一寸そら豆があります。
以前は両方栽培されていましたが、現在では一粒の大きさが一寸
(3センチ)の一寸そら豆が主流となっています。

一般的な食べ方としては塩ゆでにすること。
茹でたそら豆はふっくらほくほくでおいしいですよね。
その他にもさやごと焼いて蒸し焼きのようにする食べ方もあります。

そら豆の栄養って何がある?効能とは?

・ビタミンB群で疲労回復・スタミナ向上!
そら豆にはビタミンB1、B2が多く含まれています。

ビタミンB1は体内の糖質のエネルギー転換を助ける効果が、
ビタミンB2には糖質や脂質の代謝のサポートをする効果があります。

この2つの効果によって疲れた体にエネルギーを与え、スタミナ向上
の効果が期待できます。

・アミノ酸で肝臓サポート!
そら豆にはアラニンやグルタミンなどのアミノ酸も多く含まれています。
このアミノ酸は肝臓の保護やアルコール分解を助けてくれる効果があるんです。

つまりアミノ酸によって肝臓の働きがサポートされ、二日酔いの対策にもなります。

またレシチンという成分も含まれています。
レシチンには肝臓への脂肪蓄積を防ぐ効果や肝機能を高める効果があるんです。

おいしいだけではなくお酒のおつまみとしてはとても優秀なんですよ。
お酒を飲むときにおつまみとしてそら豆を食べると
肝臓にも優しく、二日酔い対策にもなるでしょう。

・鉄分で貧血予防!
また、そら豆には多くの鉄分が含まれています。
鉄分が多く含まれる野菜といえばホウレンソウが有名ですが、
なんとそら豆にはホウレンソウ以上の鉄分が含まれているんです。ご存知でしたか?

鉄分を補給することで貧血の予防になるでしょう。

そして同時に血を造る過程で必要な葉酸や、
赤血球膜を上部にする働きがある亜鉛などのミネラルも多く含まれています。
貧血気味の方にはとても嬉しい鉄分の補給源となっています。

・食物繊維でダイエットサポート!
そら豆は低脂肪ですが炭水化物が多くカロリーが高いと思われがち。

しかし、代謝にかかわるビタミンB群、糖代謝にかかわるレシチンなどが多く
含まれていることからダイエットサポートに適した食物でもあると考えられ
ています。

また噛み応え・食べ応えがあり、食物繊維が多く含まれていることから
満腹感を感じやすくなるといわれています。

食物繊維は水を含み膨らんだ後は腸内をきれいにしてくれるのでお通じ改善
の効果も期待できます。

食事制限などのダイエットには適しませんが、適度な運動、代謝アップの
健康的なダイエットには効果的な食材になります。

 

おいしく食べよう!そら豆の茹で方のコツ!

そら豆の代表的な食べ方と言ったら塩ゆでですよね。
今回はそら豆の上手な塩ゆで方法をご紹介します。

まず購入する時のそら豆の選び方から。
そら豆はさやから出された状態で販売されていることも多いですが、
購入する際にはさや付きのものをおすすめします。

さやからとるのはひと手間ですが、豆類は空気に触れると鮮度や風味が落ち
やすいのです。

さや付きのものの方が香りや味がしっかりと楽しめますよ。

茹でる直前にさやからそら豆を取り出しましょう。
取り出したそら豆には切込みを入れていきます。

そら豆の黒い部分の反対側に浅く1.5~2センチほど切り込みを入れておき
ましょう。

こうすることで、茹でる時の塩のまわりがよくなり、
食べる時にも実を取り出しやすくなります。

下ごしらえが終わったら鍋にお湯を沸かし、水1リットルに対して塩を
大さじ2、お酒を100cc程度いれます。

塩だけでなくお酒を入れるのがコツのひとつです。
お酒を入れることによってそら豆の青臭さをとることができます。

お湯はしっかりと沸騰するまで待ってくださいね。
そら豆のゆで時間は固めが好きな方は1分半程度、
柔らかめが好きな方は2分半から3分程度が目安になります。

茹ですぎるとほくほくの食感が楽しめなくなるので茹ですぎには注意
しましょう。

時間がたったらひとつ食べてみて茹で上がっていたらざるにあげましょう。
茹で上がったそら豆は切込みをいれたことで指で押したら簡単に実が取り
出せるはずです。

また、豆を冷ます時には水には浸けないようにしましょう。
水に浸けないことで水っぽさがなくなりおいしく出来上がります。
もし急いで冷ましたい時にはうちわなどであおぐといいでしょう。

まとめ

今回はそら豆の栄養や茹で方についてご紹介しました。
そら豆の薄皮は剥いて食べる方もおおいですが、食物繊維と栄養が
多く含まれています。

苦手でなければそのまま食べるのがおすすめです。
ほくほくの食感と豆特有の香りが楽しめるそら豆。
この夏はそら豆を食べて夏の疲れを吹き飛ばしましょう!

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